もし未来を覚えたまま1996年に戻れたら?
更新日: · StockPetsチーム
ひとことで言うと
StockPetsでは、仮想コイン10,000枚と小さな農場、ペットとともに1996年1月に目を覚まします。未来はぼんやりと覚えています。それでも簡単ではありません。チャートはその月が来るまで見えず、コインも畑も限られていて、上場廃止で作物が消えてしまうこともあります。そして2000〜2002年の崩壊や2008年の危機を、1か月ずつ生き抜かなければなりません。
「1996年に投資していたら」は、なぜこんなに魅力的なの?
ほとんどの人が、一度は頭の中でこのゲームをしたことがあるはずです。今知っていることを持ったまま90年代半ばに戻った自分を思い描き、どれだけ違う結果になっていたかを想像する。後から振り返ると簡単に見えます。インターネットはすべてを変えるし、電話はコンピューターになるし、巨大に育つ企業もあれば消えていく企業もある、と。
StockPetsは、その空想を本物のゲームにしました。使うのは本物のお金ではなく仮想コインです。1996年1月、小さな農場と新しいペット、10,000コインからスタート。植えられるタネには実在する米国企業の名前がついていて、その企業の過去の月ごとの株価に合わせて動きます。そして月がめくられ始めると、あなたの未来の「記憶」が本当はどれほどの価値があるのかがわかってきます。
StockPetsでいう「未来を覚えている」とは?
前提として、あなたはその後に起きたことの大まかな流れをぼんやり覚えています。90年代後半にブームがあり、そのあとに痛い崩壊が来たこと。2008年が厳しい年だったこと、2010年代に長い回復があったこと、2020年に急な暴落と同じくらい急な反発があったこと。
でも、チャートは手に入りません。各タネの詳細ページに表示されるのは「これまでの価格の推移」だけで、現在のゲーム月までしか見られません。来年をのぞき見することはできないのです。大まかな物語は知っているのに細かいところはわからない——そのすき間こそが、このゲームの舞台です。
1996年に戻っても、なぜ勝つのは難しいの?
未来をぼんやり覚えていても、ゲームには現実的な制約があります。どれもひっかけではありません。実際にこの時代を生きた人なら誰もが直面したような制約です。
| 制約 | StockPetsでのしくみ |
|---|---|
| 限られたコイン | スタート時は仮想コイン10,000枚。使わなかったコインは残りますが、補充はありません。 |
| 限られた畑 | 農場は畑3つから始まり、収穫で得たコインを使って最大11まで広げられます。 |
| 見えないチャート | 価格の推移は現在の月までしか表示されません。 |
| 変わっていく顔ぶれ | 1996年1月の時点で200種類以上のタネがあります。ほかの企業は、ゲームの企業リストに初めて加わったときに登場します。 |
| 上場廃止 | 農場にある企業が上場廃止になると——買収や合併によるものも含めて——その作物は枯れてしまい、ゲーム内の価値はゼロになります。 |
| 時間 | 1ターンは1か月。最初の12か月を過ぎると、カレンダー1枚が8時間ごとに補充され、最大3枚までためられます。 |
いちばん驚かれるのが、上場廃止のルールです。現実には、買収された企業の株主は現金や株式を受け取ることがよくあります。StockPetsではあえてシンプルで覚えやすくしていて、上場廃止になったら作物はなくなります。その違いは株が上場廃止になるとどうなる?で説明しています。
ブームと崩壊を生き抜く
90年代後半のインターネットブームは、誰もが懐かしく思い出す時代です。StockPetsではそれを1か月ずつプレイしていき、そのワクワクは本物です。作物がそろって値上がりした月には、「大豊作の月」や「快晴」といった市場のお天気が届くこともあります。
そして2000年から2002年がやってきます。崩壊が来ると知っていても、いつ収穫すればいいかまではわかりませんし、1か月ずつめくっていくと、下り坂はとても長く感じられます。ある月の作物の平均変動が±3.5%を超えるたびに、市場のお天気は「曇り」や嵐に変わります。頭の中で考えていたときより、後知恵がずっと頼りなく感じ始めるのはここからです。
2008年、2020年、そして長い回復の道
2000年代前半を乗り越えても、その先には2008年の金融危機が待っています。その後、2010年代には長い回復が訪れ、2020年には突然の暴落と反発があります。大事なのは予測することではありません。ゲームはただ、その時間をじっくり過ごさせてくれます。時間はページをめくったときにしか進まないので、チャートでさっと流し見するのとは違い、下落のひと月ひと月を実感することになります。
ささやかな安心も用意されています。市場での損失でペットが死んでしまうことはありません。損失によって大人になったときの姿が変わることはあっても、相棒はずっとそばにいてくれます。くわしくはペットの育ち方をご覧ください。
どんな時代を生きることになるの?
部屋は年代とともに変わっていくので、時の流れが画面上の数字だけでなく、手ざわりのあるものとして感じられます。
| 時代 | 年 | 部屋の様子 |
|---|---|---|
| ラジオの時代 | 1996〜1998年 | ラジオからお気に入りの曲が流れる |
| パソコンの時代 | 1999〜2006年 | 新着メールの通知音と、キーボードの上に座るペット |
| スマートフォンの時代 | 2007年以降 | テーブルの上で震えるスマホ |
道中では現実のニュースも解禁されていきますが、それはゲーム内の日付がその時点に届いてから。たとえば1997年7月のマーズ・パスファインダーの着陸や、1999年1月のユーロ導入などです。一覧は時代とニュースをご覧ください。
現在に追いついたらどうなるの?
歴史の本が終わっても、旅は終わりません。過去の価格アーカイブが尽きる現在あたりからは、ランダムに選ばれた過去の月の値動きが、その後の月に再利用されます。それぞれの旅は自分だけの未来を持ち続けます。同じ旅を開き直せば、同じ月がまた現れます。ペットも農場も思い出も、そのまま続いていきます。
1996年をやり直すと、現実の市場で役に立つ?
StockPetsは投資助言ではなく、過去のリターンが未来のリターンを予測するとも示していません。コインは仮想のもので、換金はできず、配当・税金・手数料もありません。このゲームがくれるのは、歴史を体で感じる感覚です。崩壊がどれだけ長く続きうるか、回復がどれだけゆっくり訪れうるか、そして次のページが見えないときに判断がどれほど難しくなるか。リアルタイムの価格で練習するのとどう違うのかは、StockPetsとペーパートレード(模擬投資)の違いをお読みください。
よくある質問
StockPetsで未来の株価を見ることはできますか?
いいえ。各タネに表示されるのは、現在のゲーム月までの価格の推移だけです。未来の大まかな流れは覚えていても、チャートはその月が来るまで見えません。
1996年1月には何社のタネを植えられますか?
スタート時点で200種類以上のタネがあります。ほかの企業は、ゲームの企業リストに初めて加わった月以降に登場し、アーカイブ全体では800社以上になります。
植えていた企業が買収されたらどうなりますか?
StockPetsでは、買収や合併によるものも含め、上場廃止になるとその作物は枯れてしまい、ゲーム内の価値はゼロになります。これは意図的なゲームのルールで、現実の株主の扱いとは異なります。
StockPetsは現在に追いついたら終わりますか?
いいえ。過去のアーカイブが尽きたあとは、ランダムに選ばれた過去の月の値動きがその後の月に再利用され、それぞれの旅は開き直すたびに同じ未来になります。
StockPetsでコインが減ることはありますか?
はい。作物は過去の価格に合わせて上がりもすれば下がりもするので、支払った額より価値が下がることもあります。ただし、市場での損失でペットが死んでしまうことはありません。
StockPetsは仮想コインのみを使うゲームです。このページの内容は投資助言ではなく、過去の価格変動は将来の結果を予測するものではありません。